2024-01-01から1年間の記事一覧
えーと、数日前まで、ガチで退職するつもりでいました。4月から家族の状況が大きく変わること、敗血症の予後が思わしくないこと、職場環境が悪いことが大きな理由でした。が、ここにきて来年度から労働条件がちょろっと変わることが判明しまして。 もともと…
もろもろ終わりました終わっていました。ただ未だ心がついていかず、かつ仕事がルーチンもイレギュラーもてんこ盛りすぎて、出るに出られない状況でした。ただいま( ´ ▽ ` )ノ とりあえず、仕事のほうは大きな山場が過ぎました。創立なんちゃらみたいなイベン…
「ただいま」 「おかえりなさい。はい、これ。とうさん宛だって」 珍しく早めの帰宅をしたタリウスを自室でシェールが出迎えた。 「ああ」 息子の差し出した封書を見るなり、タリウスは眉を寄せた。ほとんど条件反射のようなものだ。 「昼間、おばちゃんか…
連日連夜お暑いせいか、毎夜悪夢オンパレードのそらでございます。こんにちは。言わずもがな、だいぶ追い詰まっている模様です。 まあ、誰に強いられたわけでもなく、自分たちで決めたことなのでね、泣き言が言えた義理ではないのです。が、すべて済んだあか…
いつからかわからないのですが、サイトに置いてあるwebメールが機能していません。私にメールを送ろうとしていただいた方、本当にごめんなさい。そして、原因がすぐにはわからず。 解明、修正しました。大変申し訳ございませんでした。 どういうわけか、Gmai…
四校会議がつつがなく執り行われ、一行はそのまま隣室に用意された宴席へと雪崩れ込んだ。例年であれば城下の店屋を貸し切って盛大に行うところだが、今年は戦時下であるご時世を鑑み、あくまで会議の延長として簡素に行うことにした。 宴も終盤に差し掛かり…
悪夢のような一日が過ぎ去り、更に一夜が明けた。随分とごたついたが、結果としてどうにか予定どおり四校会議の開催に漕ぎ着けた。 「オーデン、お前はこんなところにいる必要はない。下がれ」 来賓を迎えるため、タリウスが玄関ホールに降りていくと、そこ…
目まぐるしく日々が過ぎていき、気付けば夏休み目前。我が家は一足早く、帰省しています。海やプールに入ったり、博物館に行ったり、読書をしたり、温泉グルメしたりと、とにかくのんびり、だらだら過ごしております。 なんせ、束の間のおやすみなもので。こ…
久々に予定のない休日、タリウスは自室で読書に興じていた。本来ならば、小さな弟と共に一日中野山を駆け回っているところだが、外はあいにくの雨降りである。 「シェール?どこに行くつもりだ」 微かに風が動くのを感じ、活字から目をあげると、ドアと壁の…
夕刻、タリウスは正装して登城した。城門の内側に行く機会は、そう多くない。警護部はそれだけ特別な場所にあると言って良い。 「士官候補生は、言わば国の宝、いや、未来と言って良い。未来に大事なくて何よりだ」 アンジェラ=シアン、警護部トップである…
老君を送り出してから向こう、タリウスにとってそれは正に地獄の時間だった。 果たして、やられた教官とはディランか、或いはオーデンか。そもそもやられるとはどういった状況を指すのか。負傷し、戦闘不能状態に陥っているだけならまだしも、まさか息の根が…
緊急事態を知らせる鐘の音に、教官たちはすぐさま参集した。彼らは主任教官から状況を聞き取るや否や、厳つい門扉から飛び出して行った。 「ノーウッド先生!丁度良いところに」 全員が校外に出たところで、入れ違いにこちらへ向かってくる影に、タリウスは…
ここ一月の間に、立て続けに身内の不幸が起こり、少々心が疲弊しております。 そのうちの一件は、関係性が近かった上に、不良の事故だったこともあり、ちょっともうかなりキました。 夜更けに病院から呼び出され、「待機室」なる小部屋で、そのときが来るの…
イサベルは矢をつがえたまま、キールの背を追うようにして、なだらかな坂を下った。徐々に敵との間合いが詰まり、やがてその姿をはっきりととらえられるようになっても、キールの歩みは止まらない。ともすれば獣の息づかいが聞こえるほどだ。 これ以上は危…
「念のため聞くけど…」 キールは草むらを急ぎ足で進みながら、背後の少年を振り返った。 「モリーです。アレス=モリー」 「ああ、モリー。そうじゃなくて、ひとりで街道に飛び出してきたってことは、ひょっとして逃げ出してきたのか?」 「ち、違います!…
4月から時短勤務になりました。 これまで身体を壊そうが、精神を病もうが、子供を産もうが、しばらく休んだあとは、当たり前にフルタイムで働いていました。が、ちょっともう限界で。 正直、今回ばかりは本気で辞めようと悩んだのですが、なんせじっくり悩ん…
時代の流れでしょうが、長らく留守にしている間に、ウェブ用のフリー素材を提供していらっしゃるサイトが軒並み閉鎖されてしまいました。個人管理のサイトから、pixivなどに作品を投稿するのが主流になったからなのでしょうが、時代に乗りきれていない私とし…
相変わらずあちこちに難がありますが、ひとまず社会復帰しました。正直、万全とは言いがたいけど、一応小康状態だし、出たとこ勝負で行ってみることにしました。しばらくは通院しながら時短で働く予定です。と言っても、家族の用で毎日のように外には出てい…
この日、タリウスは朝から落ち着かなかった。四校会議がいよいよ明日に迫っているせいだが、主任教官という立場上、これまでのように雑用に精を出すわけにはいかず、正直なところ暇をもて余していた。 実は昨日、こっそり会議室の掃除をしようとしたところ、…
二頭の馬が仲良く街道を並走している。騎乗しているのはキール=ダルトンと、その友人のテイラー=エヴァンズである。 「しっかし久しぶりだな、休みが被るの」 「だから休みじゃないって。明けだよ、明け。徹夜明け」 キールは欠伸を噛み殺しながら、隣人…
「すみません、ノーウッド先生。おやすみのところ、付き合っていただいて」 昼下がりの屋外演習場である。イサベルは、数時間前と同じように弓矢をつがえていた。 「何、今の儂は毎日がお休みだ。これでも若い頃の儂は弓兵部隊の花形で、ぶいぶい言わせてお…
合同訓練の成果を手に、アドリーが訪ねて来たのは、その日の昼過ぎだ。 「予科生は、例の二人がいないせいか、全般的に問題なく、むしろよく動けていたと思います」 「お前の出す底意地の悪い指示に、随分と動揺していたがな」 一見すると穏和で人当たりの…
時刻は消灯直前である。ゼイン=ミルズは、嬉々として二階の廊下を歩いていた。何故なら、消灯点呼の後には禁じられている筈の大声が居室のひとつから漏れだしていたからだ。 「楽しそうだね」 無遠慮に扉が開かれ、教官が満面の笑みで入室してくる。 「み、…
翌日は全校合同訓練とし、アドリーが指揮、ディランが補佐、残りの教官が補助に入った。タリウスはと言えば、バルコニーから睨みを利かせている。その傍らでは、イサベルが書類、昨夜タリウスが大量に運び込んだ指導記録、の整理に追われていた。 「いい加…
そんなわけで、ようやく「お仕置き編(なんつうネーミングだろう)」が終了しました。途中二回ばかり病んだとは言え、予想外に時間が掛かり、我ながら驚いているところです。しっかし、病まないで今もバリバリ生きていたら、未だに書き終わってない気もする…
ともあれ一旦冷静になるべく、タリウスは応接椅子に腰を下ろした。そうして今日一日のことを思い返そうとしたところで、耳障りな音がした。 ようやく訪れた静寂を破ったのは、またしても肌を打つ音だ。音は壁を隔てた隣から聞こえてくる。 「オニールか」 …
就寝前のひとときである。タリウスはベッドの中で読書に興じていた。足元では、隣から遠征してきた弟が同じように絵本を開いていた。 「シェール、そろそろ寝る時間だ」 「今日だけここで寝ても良い?」 「ダメだ」 「どうして?」 「どうしてって、お前に…
扉を開けた瞬間、凄まじい勢いで風が吹き抜けた。バルコニーの扉が音を立てて閉まる。 「ディランせんせい!!」 アレス=モリーは、教官の顔を見るなり駆け出し、大粒の涙をこぼした。長時間立ち通しのせいか、はたまた寒さのせいか、身体をガクガクと震わ…
食事と雑事を片付け、一階の廊下を進んでいると、ふいに何者かの気配を感じた。 「誰だ」 この先にあるのは、タリウスと統括の執務室だけだ。無論、統括は既に退勤している。 「自分です、主任先生」 「ディランか。何の用だ」 暗がりから現れたのは、不肖…
あっという間に月が変わり、年が改まり、何が何だかわからないけど、ひとまず生かされている、もとい生かしていただいているという感じです。 記憶の整理というか、心の整理をしたくてここに来ました。家の者は当初の予定どおりレジャーに出ていて、若干淋し…